山口県の山頂から

山口県の山頂の様子を紹介してます。
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大分県 地獄と天国の協奏曲 秋の久住散策 その② 三俣山(西峰・本峰) 2014/11/03

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早朝の長者原ヘルスセンター

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スガモリ越しコース登山口


青の洞門など立ち寄ったあと長者原駐車場についたのは、日も暮れた6時過ぎだったと思う。駐車場には数えるほどしか車がなく、その多くに人気はない。おそらく、山中で夜を迎えている登山者の車だろう。周囲の店もすでに閉店しており、辺りは真っ暗。とりあえず、買っておいたチャンポンを食べる。

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D-1車止め


食事をしたあと、温泉にでも入ろうと近所の施設にいくも営業終了状態。想定外。仕方なく風呂は諦めて、とっとと寝る準備をする。夜空を見ると星が輝いていて明日の天候は期待ができる状態。今夜は先日購入したモンベルの寝袋「ダウンハガー#2」の実践投入初日である。事前に自宅で使用した感じは好印象。

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スガモリ越しへのショートカット分岐


この寝袋はストレッチシステムで窮屈を軽減できるので自分にはあっている。#2の快適温度は-4度なので、計算上、当日天候では暑すぎるくらいだ。まあ、この手の数値はあまりあてにならないので実践で試すしかないのだが…。早朝、携帯の温度計は約7度をさしていたが、快適に寝ることができたので今後の活躍を期待できる。

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暗闇の中を大岩群を進む


早朝4時30分起床、5時すぎ出発、空を見ると曇り。嫌な予感…。ベースレイヤーは化繊の薄手、ミッドレイヤーは起毛付の中厚、アウターは薄手のウィンドブレーカーにする。寒さ対策はレインウェアで補完することにして出発。誰もいない暗闇を歩きだす。

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空が明るくなるころスガモリ峠が見えてきた


時折吹く強風の中、スガモリ峠まで何とか到着した。やはり誰もいない。辺りが明るくなってきたが三俣山西峰ピークはガスで見えない。風は強く寒さもある。小休憩をとったあと、三俣山に向けて出発する。体調もさほど悪くない。ドンドン高度を稼ぐ。山頂付近に到着すると強風で身体が震える。

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スガモリ小屋(風とガスで周囲の視界はよくない)

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ここから三俣山方面へ向かいます


ここで、本峰方面からきたカップルと挨拶をかわす。しばらく西峰にいたのだが、スガモリ方面に消えたカップルが引き返してきた。道迷いか?と思ったが、当方は本峰に向けて出発する。周辺景色はガスで全く見えない。方角はあっていると思うが初めてのコースなので慎重に歩を進める。

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急坂を西峰へ登っていきます

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振り返るとスガモリ小屋が…


時折やむ強風は気持ちを緩ませる。これがよくない。気が緩んだときに襲ってくる強風は身体にこたえる。一旦下って登ると標識を発見。ココから本峰山頂までほんの少しだ。本峰山頂も強風とガスでゆっくりできる状態ではない。このまま北峰経由で下山して長者原に戻る予定にしていたが、このガスの中、進むのは危険だと判断。引き返すことにした。

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三俣山山腹からのご来光


ところが、ここで異変に気付く。足が思ったように動かないのである。頭はシッカリしているが、足が上がらない。少し歩いてみるがフラフラする。「ヤバイ…。ハンガーノックか低体温症だ…。」けれど、ハンガーノックの可能性は低い(結構食べている)。となると低体温症の可能性が高い。


三俣山西峰ピークのようす


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ガスと強風の西峰ピーク


予想より強く寒い風が汗で乾かない身体を思ったより冷やしていたのだろう。ここから、下山するには急いでも1.5時間はかかる。処置をしなければ途中で動けなくなる。そこで、まずは持っている衣類をすべて着込み、サーモスに入れてあった白湯を少しづつ流し込む。同時に行動食を食べて体温上昇を促す。

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本峰分岐


気持ちを落ち着かせ、西峰に戻るために様子を見ながら歩き始める。風は相変わらず強く寒い。身体は、逐一白湯を飲んでいたからなのか少しずつ回復していった。西峰からスガモリ峠へ降りる途中には、ほぼ回復しているように思えた。朝一には誰もいなかったスガモリ峠にはそれなりに人がいて出発の準備をしていた。


三俣山本峰ピークのようす


スガモリ峠に戻れたことをホッとしている間、天候は急速に回復していく。あれだけガスに覆われていた九重の景色が見渡せるようになってきた。下山するつもりで降りてきたが、雲の動きをみると行けそうな感じに思えてきた。随分悩んだが問題が発生したら躊躇なく撤退を決めて、久住分れに向かうことにした。

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寒さます三俣山本峰ピーク

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本峰三角点


九重連山の多くの登山道は身を隠すものがほとんどないので、天候が荒れたり、準備不足だと影響をもろに受ける。自分では準備万端だと思っていても相手は自然であり、季節の変わり目のこの時期にしては気配りが甘かったことを認識させられる。今年は久しぶりに雪山にいこうとも考えているが、こんな調子ではまだまだであります。


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